CASE
自動車を取り巻く新しい技術
CASEとは、自動車に関する技術で「Connected(コネクティッド化)」、「Autonomous(自動運転化)」、「Shared/Service(シェア/サービス化)」、「Electric(電動化)」の4つの頭文字をとったものです。この「CASE」で示される4つの技術革新や、これらの開発を支えるAIの進化により、自動車の分野において「100年に一度の大変革期」を迎えていると言われています。
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「C」は通信機能のことで、車両同士や道路に設置された路側インフラ設備との通信により安全運転を支援するITS Connectのような技術が開発されています。
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「A」の自動運転は0から5までのレベルに区分されています。詳しくはこちらをご覧ください。
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「S」は車の新しい使い方を表しており、カーシェアリングやライドシェアリングなど、これまでなかったサービスが生まれており、車を「所有して利用する」だけではなく「必要な時だけ利用する」ことも選択できるようになりました。
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「E」については、経済産業省が2020年12月に策定した「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」の中で、遅くとも2030年代半ばまでに、乗用車新車販売で電動車(電気自動車、燃料電池自動車、プラグインハイブリッド自動車、ハイブリッド自動車)100%を実現できるような措置を講ずることを掲げており、これらのような電動車の重要性が増していくと考えられます。